毎年7月の9日、10日にかけて浅草寺で催されるほおづき市は、
四万六千日といわれる観音詣での縁日と盆の草市が結びついたもので、
東京ならではの夏の風物詩になっています。
まず、四万六千日の言葉の由来ですが、古来各月の縁日に観音様にお参りすると、
他の日に増してご利益があるとされた中でも、とりわけ7月10日の縁日は、
四万六千日分のご利益があるとされたことに由来します。
徳川時代以来、江戸東京の庶民はこの日に浅草寺に詣でて格別のご利益にあずかりながら
雷よけの赤玉蜀黍を求めたり、また盆の草飾りを買って帰ったのでした。
ほおづき市で売られる赤いほおづきや吊しのぶの風鈴も
ご先祖様の仏壇に飾るためのものでした
ほほづき市は毎年 曜日にかかわらず七月の9日と10日の二日間にかけて行われます この年(2005年)、ちょうど土曜日にあたっていましたので 休みを利用して出かけて見ました 仲見世を通り過ぎ 観音堂に近づくと ほおづきを売る露店が待ち構えていました |
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観音堂周辺には 100あまりのよしずばりの店が並び ほおづきの鉢と 風鈴を提げた釣りしのぶを売っています |
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ところ狭しと並んだほおづきの鉢の群れは圧巻です 右は鉢に水遣りをする少年 |
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ほおづきは お盆を彩る小細工の一つです 赤い実が 雷よけのおまじないになると信じられています ほほづきの赤い実は 皮を破らないようにして中の種を出し 風船のようにすると 面白い音色を出す笛になります 関連サイト:浅草漫歩 羽子板市 植木市 朝顔市 酉の市 |