東 京 の 川 と 橋 ・ 写 真 集
 

 万年橋

   ・形   式:1径間鋼アーチ橋
   ・橋   長:56.3m
   ・橋   幅:17.7m
   ・架設年月:昭和5年





万年橋は、小名木川の第一橋梁として、江戸時代の昔から下町の庶民に親しまれ、広重の絵にも描かれています。
現在の橋は、昭和5年、震災復興の一環として、東京氏によって架けられました。
震災復興橋梁のうち、隅田川に架かる橋は、当時の最先端の技術を駆使して、さまざまな意匠を取り入れたものでしたが、墨東に架かる橋については、その多くを東京市が手がけたこともあって、従来のトラス橋を引き継ぎました。
万年橋も、形式はアーチ型を採用していますが、意匠はトラス型のイメージをひきずっています。


  <上:隅田川テラスからの眺め>
  <左下:正面からの眺め>



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