漢詩と中国文化
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少年行:李白


李白の七言絶句「少年行」(壺齋散人注)

  五陵年少金市東  五陵の年少 金市の東
  銀鞍白馬度春風  銀鞍 白馬 春風を度る
  落花踏盡遊何處  落花踏み盡くして何れの處にか遊ぶ
  笑入胡姫酒肆中  笑って入る胡姫の酒肆の中

五陵の豪族の子弟らが東市を行く、白馬に銀の鞍をつけ春風を受けて進んでいく、落花を踏みつくして一体どこへ行こうというのだ、笑いながら入っていくのは胡姫のいる酒肆の中だ


長安の北西五陵のあたりは豪族が別邸を構えていた、そこの子弟らが馬に乗って遊びにやってくる、彼らの目当ては胡姫のいる酒場だ、

当時長安は国際都市としてさまざまな民族が集まっていた、目の青いイラン人女性も沢山居たようで、彼女らは酒場の花として、金持ち相手に接待役を努めていた、この詩はそんな長安の華やいだ雰囲気を歌ったものだ






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