日本語と日本文化 | |||||
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浄瑠璃の世界:代表作品の鑑賞と解説 |
浄瑠璃は、もともと語り物の一種で、浄瑠璃御前物語という室町時代の読み物に節をつけていたものが原型であるが、それが操り人形と結びつくことによって、新しい形の芸能として急速に発展するようになった。 慶長の頃に今日にいたる型の基本が確立し、元禄の頃には歌舞伎をしのぐ人気を誇り、民衆芸能の主流を担うようになった。とりわけ、近松門左衛門という浄瑠璃作家が登場し、竹本義太夫の節回しと合わせて新たな趣向を打ち出すと、全盛時代を迎えた。 近松以前の浄瑠璃を古浄瑠璃と呼んでいる。古浄瑠璃は歴史に取材したものが多かったが、近松の浄瑠璃は、世話物といわれる、同時代の出来事特に心中に取材したものが多い。 古浄瑠璃の世界 浄瑠璃の成立と発展 近松門左衛門の世界 曽根崎心中:近松門左衛門の世話浄瑠璃 曽根崎心中:観音めぐり 曽根崎心中 生玉の社の場面 曽根崎心中天満屋の場面:女が心中を決意するとき 曽根崎心中道行 血死期の霜 曽根崎心中は如何に演じられたか 出世景清:近松門左衛門と新浄瑠璃 出世景清:能、舞曲との連続性 出世景清二段目:阿古屋の訴人 出世景清三段目:小野の姫の拷問 出世景清四段目:阿古屋の悲劇 出世景清五段目 堀川波鼓:近松門左衛門の姦通劇 女が姦通に走るとき:堀川波鼓二 堀川波鼓二段目 堀川波鼓三段目: お夏清十郎五十年忌歌念仏:近松門左衛門の浄瑠璃 お夏清十郎:西鶴と近松 冥途の飛脚:近松門左衛門の世話浄瑠璃 冥途の飛脚二段目:封印切 冥途の飛脚三段目:忠兵衛梅川相合駕籠 心中天網島:近松門左衛門の人形浄瑠璃 心中天網島上段:近松門左衛門の世話浄瑠璃 あんまりじゃ治兵衛殿:心中天網島中段 あの世への道行:心中天網島下段 女殺油地獄:近松門左衛門の悪漢もの 近松門左衛門と人形浄瑠璃 浄瑠璃台本の読み方 |
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