万葉集を読む

HOME本館ブログ 東京を描く 水彩画 あひるの絵本プロフィール 掲示板



万葉の女流歌人たち


額田王を始めとして、万葉集には一群の女流歌人たちの歌が収められている。王朝周辺の高貴な女性から、大友家持の周辺で恋を歌った女性、あるいは東歌を歌った地方の庶民の女や遊行女など、階層や社会的背景も様々である。

彼女ら女流歌人の歌は、人麻呂や赤人など、大歌人たちに引けをとらない輝きを放っている。彼女らが歌うのは恋の相聞であり、あるいは家族への気遣いであった。

彼女らは歌を作るほどに教養があり、また精神的にもゆとりを感じさせる。万葉の時代、女性の社会的な地位は、今日考えられるよりも高かったのであろう。





万葉集を読む


HOME万葉の世紀王朝の周辺柿本人麻呂山部赤人山上億良
大伴旅人大伴家持女流歌人下級官人万葉の庶民








作者:壺齋散人(引地博信) All Rights Reserved (C) 2007
このサイトは、作者のブログ「壺齋閑話」の一部を編集したものである