陶淵明の世界

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 陶淵明:雑詩十二首


  ・ 歳月人を待たず(陶淵明:雜詩其一)
  ・ 日月人を擲てて去る(陶淵明:雑詩其二)
  ・ 盛衰量るべからず(陶淵明:雜詩其三)
  ・ 百年邱壟に帰す(陶淵明:雜詩其四 )
  ・ 古人寸陰を惜しむ(陶淵明:雜詩其五)
  ・ 子有るも金を留めず(陶淵明:雜詩其六)
  ・ 家は逆旅の舍なり(陶淵明:雑詩其七)
  ・ 代耕は本より望みに非ず(陶淵明:雜詩其八)




雑詩十二首は、陶淵明が折に触れて感慨を詠んだもので、秀作が多い。すべてが同じ時期のものではなく、大きく二つのグループに分けられる。

前半の八首は残り少ない人生について語っているところから晩年のものと思われる。これに対して後半の四首は行役の苦しさについて語っているから、おそらく官途にあった時期の作だろうと思われる。



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