浅草神社・二天門



浅草神社

所在地: 台東区浅草2
建築年: 慶安2年(1649)
構  造: 木造平屋
特  徴: 権現造りの神社様式
      徳川三代将軍家光によって
      建立寄進されました






 浅草一帯は、観音堂はじめ大半が空襲で焼失しました
 が、浅草神社は奇跡的に戦火を免れ、350年以前の
 姿を今にとどめています。


 社の由来は古く、7世紀に遡ります。観音像発見の縁
 起に登場する3人を祀ることから始まり、その名も三社
 権現と称していましたが、明治以降浅草神社と改称し
 ました。


平成8年に、建物の彩色と壁画の修復が行われ、
色彩の鮮やかさを取り戻しています


社殿は、拝殿、幣殿、本殿が渡り廊下によってつながれる
権現造りの様式を採用しています


二天門

所在地: 台東区浅草2
建築年: 元和4年(1618)
構  造: 木造の門
特  徴: 切妻造り八脚門










増長天、持国天の二天像を安置することから二天門と名付けられました
(現在の二天像は上野寛永時から移されたものです)
浅草寺の境内に東照宮が立てられた際、その随身門として建てられました
(東照宮は1642年に焼失して以来再建されていません)








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