東京を描く市民の会の月例スケッチ大会、今回は高輪の清泉女子大学です。
当日は、朝から穏やかな晴天に恵まれ、初春の日差しの下で、大勢の会員がスケッチを楽しみました

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この日、散人が描いた一枚。正面玄関を右斜め前から描きました。
これは、建物の裏側をスケッチするひとびとです
玄関部をスケッチするひとびと
小枝の先に、赤い花を咲かせていました。
庭園の真ん中にたっていた大きな木は、フウの木。
ファサードの前でスケッチするひと
スケッチと彩色に余念がありません。
スケッチブックを広げる会員の皆さん。この日は、折からの春の好天が幸いしてか、100名以上の会員が参加した模様。

清泉女子大学を描くグループと、明治学院を描くグループに別れました。

清泉には、もうひとつ別の団体もスケッチ大会を催していました。
この建物の特徴は、正面部の各部分に取り付けられたコーナーストーンと、スペイン風のバルコニーです。
庭園に面したバルコニーには、整然とした列柱が立ち並び、すがすがしい印象を与えます。

コロニアル様式と呼ばれているそうです。
清泉女子大学は、品川駅と五反田駅のほぼ中間、高輪台の西側の裾野に沿って展開しています。

もともと、島津家の屋敷だったものを、日銀の所有を経て、清泉女子大学が買取り、学校の本館としたものです。

大正6年に竣工。、ジョサイア・コンドルが設計したもので、個人の邸宅としては代表的な洋館とされます。
2005年3月26日 清泉女子大学キャンパス
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