皇居前広場
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皇居前広場は、日本国民が日本国民統合のシンボルたる天皇の存在を
もっとも身近に感じ取ることができる場所であるといえましょう
年に2回催される一般参賀の際には、人々はこの広場から二重橋を渡って皇居内に入り
新宮殿において 天皇のご挨拶を受けるのです
皇居前広場は、昭和22年に国民公園となり、一般市民に公開されました
解放後間もない昭和27年には、この広場を舞台として、
有名な血のメーデー事件がおきています
徳川時代には、この広場一帯には老中職など幕府重臣の屋敷地が立地していました
ほぼ現在の形に整備されたのは明治39年、日露戦争の凱旋記念を契機にしてのことです
以来、戦前の時代を通じて、観兵式などの国家的式典の舞台となっていました
今日の市民はこうした歴史上の出来事とは別に、この広場を自由に散策することができます
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東京駅と皇居前広場とを 一本の広い道路が結んでいます 通称を行幸道路といいます 天皇が地方行幸のために列車に乗る際 この道を通って東京駅に向かうことから そう名づけられました 四列の銀杏並木は 秋には鮮やかな色に染まります |
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広場手前の堀沿いの空間は 松の木を始めとした植樹帯と 噴水のある和田倉広場からなっています |
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広場から見える江戸城の櫓の遺構 左は富士見櫓 右は巽櫓 |
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坂下門と新宮殿 |
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皇居前広場のシンボル二重橋と その奥に見える伏見櫓 二重橋の先には皇居正門が立っており 一般参賀の人々はここから皇居へ入ります |
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桜田門を内側から眺めた構図 |