水元公園


水元公園は、小合溜に沿って作られた公園で、水郷的景観を持つ自然色豊かな公園です
面積は約81ヘクタールあり、都内の公園の中では最も規模の大きな公園です

このあたりは、もともと古利根川の川筋に当たっていましたが
享保年間(1729)に遊水地兼灌漑用水路として小合溜が開削され、
古利根川の増水時には水を溜めて洪水を防ぐと共に
平時には農業用水として活用されました
水元という地名はそこから由来したもので
それ以前は小鮎と呼ばれていました

昭和5年(1930)都市計画法に基づく江戸川風致地区に指定され
昭和15年(1940)都市計画面積170ヘクタールの水元緑地に指定されました
現状の姿で開園したのは昭和40年(1965)のことで
以来人々の憩いの場となってきました

公園内は非常に広大で、いくつかのゾーンに分かれていますが
見所は野鳥や水生植物、そして700本にのぼる桜などです




水元公園へのアクセスは、JR金町駅南口から出ている京成バスに乗るのが一番便利 
バス停から歩いてすぐのところに小合溜とそこにかかる水元大橋が見えてきます
小合溜では釣ができるとあって いつも釣人の姿でにぎわっています


水元大橋の東側には菖蒲田が広がっていて
毎年6月には見事な花でいっぱいになります


小合溜は埼玉県との境にあり 水路の向こう側は三郷の自然公園になっています


菖蒲田に接して睡蓮の田があり 菖蒲の花に続けて見事な花を咲かせます







 水元公園MAP 「東京都建設局資料より引用」








東京を描く東京の公園