太海漁港の一角:水彩で描く風景

前年(2009年)の晩秋友人たちと一緒に房総をドライブした折、太海の漁港を訪ねた。ここは漁港そのもののほか、それに隣接する仁衛門島の景色も優れているため、スケッチスポットとして人気がある。ところが筆者は港や島ではなく、漁村のなんとなく寂れた光景が気に入った。この絵はそんな光景のひとつを描いたものだ。

筆者が私淑している画伯も、太海には何度か足を運んだことがあるそうで、この光景は記憶にあるが、自ら描いたことはないといっていた。画伯は専ら島の形や港に出入りする船のほうが気に入っているらしい





                       
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