深川八幡祭(7)

 
東京の祭







どの町内の神輿も 永代橋に差し掛かると必ず差し上げの儀式を行います
担ぎ手たちが渾身の力を振り絞って腕を伸ばし
御輿を高々と差し上げるものです

神輿とは その名の通り神様の乗り物であり
担ぐこと自体 神様への敬意と一体感を象徴するものですが
それに加えて差し上げるという行為は 神様への最高の敬意をあらわします
          


担ぎ手たちが一斉に腕を伸ばし 数百キロもある神輿を差し上げます
傍目には軽々としたように見えますが
その実大変な重さのようです


差し上げと 担ぎとを交互に行います


纏を振りかざしながら神輿を先導する人をみかけるのは
深川が 木場であることの象徴のような眺めですね


老幼男女 すばらしい盛り上がり振りです


担ぐ人たちの いかにも楽しそうな表情からは
祭を通じた 神と人との一体感が伺えます







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