東京の梅雨時の風物詩に富士の山開きというものがあります
東京で山開きとは奇異な感じがしないでもありませんが
都内には浅間系の神社を中心に富士塚というものがあちこちにあり
それらが富士山の山開きである7月1日前後に
塚を富士山に見立てた山開きを催すのです
都内で有名な富士塚といえば 駒込の富士神社や下谷の小野照崎神社が有名です
浅草の浅間神社は富士塚こそないものの
神社自体が一段高いところに設けられていて
それを富士山に見立てた山開きが行われています
山開きに合わせて催される植木市は昔から浅草の風物詩として有名で
俗に「お富士さんの植木市」として親しまれています
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浅間神社は浅草寺の裏側 言問通りの北側に並行して走る道の一角にあります 隣に警察署があることから警察署前通りなどとも呼ばれています 浅草の駅から歩いて15分くらいでしょうか 現地に着くと道は歩行者のために解放されて 露店がいっぱいに立ち並んでいました |
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ごらんの通り神社はこんもりと盛り上がった土地の上に立っていました 境内に上がってみると右のような藁の飾り物がすえつけられていました 茅の輪巡りの飾り物です 小さな子どもにこの輪をくぐらせると 災難よけになるといわれています |
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道沿いに見かけた植木の出店 通り沿いにはこんな出店が沢山並び お富士さんの植木市と呼ばれるにふさわしい 雰囲気を醸し出していました 関連サイト:浅草漫歩 |