東京風景写真 | TOKYO TOWNSCAPES | |
HOME | ブログ本館 | 東京の川と橋 | 東京建築遺産 | 東京の祭 | プロフィール | 掲示板 |
お茶ノ水:東京風景写真 |
![]() 御茶ノ水の地名には由来があります 徳川二代将軍秀忠がこのあたりに立寄った折 湧き水でたてたお茶をことのほか喜んだとされたことから この地の水を御茶ノ水といい始め それが地名にもなったという伝えです 神田川が掘削される以前のことといわれます 神田川ができると 川沿いは深い渓谷となり 園風光明媚な景色は江戸市民の目を喜ばせました ひとびとはこれを茶渓と称し 物見遊山に駆けつけたとされています 写真は御茶ノ水の駅 渓谷の縁に沿って駅舎と線路が設けられています こんな風靡な駅は東京中ほかでは見られません ![]() 昌平橋から聖橋方向を眺めた構図です 広重の絵に これと全く同じ構図のものがあります 川の両岸がコンクリートによって塞がれ 鉄橋や橋が加わっていることを除くと 川の流れるさまは 時代を超えた不変性を感じさせます ![]() 御茶ノ水駅周辺は 学生相手の喫茶店やら 手軽なレストランが並んでいます これは そのうちの一軒 なかには さまざまな飲食店が入っています 建物の形態からは むしろ風俗営業の雰囲気を感じるのは わたくしの僻目によるものでしょうか ![]() 神田川に沿って 外堀通りが走っています 聖橋とは立体交差をしているので 石段を下りてこの道にたどり着きます ![]() 右は 湯島聖堂の石垣です 広重の絵にこのあたりを描いたものがありますが 聖堂の様子は 石垣を含めて殆ど変わっていません ![]() 聖堂内の光景 大成殿から内門を見下ろしたところです ![]() 聖橋から昌平橋方向を眺めた構図 手前は丸の内線の線路 左手は総武線が外堀通りを跨ぐところに架かる鉄橋 川でなく 道路に鉄橋のアーチが架けられたのは そちらのほうが幅が広かったからでしょうか 駿河台 | 御茶ノ水 | 神田明神 | 湯島天神 | 池之端 |
HOME | 東京風景写真 | お茶の水・湯島・池之端 | 次へ |
作者:壺齋散人(引地博信) All Rights Reserved (C) 2015-2021 このサイトは、作者のブログ「壺齋閑話」の一部を編集したものである |