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隅田川の橋:東京の橋写真集


隅田川に初めて橋がかけられたのは、家康の江戸入府の直後、文禄三年(1594)のこと、現在の千住大橋の200メートルほど上流でした。家康は、首都防衛のために、川に橋を架けることには積極的ではありませんでしたが、奥州街道は、交通の大動脈だったために、あえて橋を架けたのでした。

その後、17世紀の半ばから末にかけて、両国橋、新大橋、永代橋がかけられ、安永三年(1774)には吾妻橋が隅田川五番目の橋として架けられました。江戸時代に隅田川に架けられた橋は、以上の五つだけです。それらはいづれも木造の橋でしたので、耐久性に劣り、隅田川が大洪水を起こすたびに流されては再建を繰り返していました。

明治以降には、鉄橋やコンクリートの橋が主流になり、橋の耐久性が増しました。昭和十五年(1940)には、勝鬨橋が完成し、その時点で、隅田川十二橋と称されていました(相生橋を加えると十三橋)。その後、佃大橋とか歩道用のさくら橋が架けられ、平成三十年(2018)には築地大橋がかけられて、現在の状態に至っています。

ここでは、隅田川に架かる橋のそれぞれについて、写真を参考に見ながら、その歴史的経緯や特徴について解説します。、


勝鬨橋

佃大橋


中央大橋

相生橋

永代橋

清洲橋

新大橋

両国橋

蔵前橋

厩橋

駒形橋


吾妻橋

言問橋

さくら橋
白鬚橋
水神橋

千住大橋

岩淵水門
レインボーブリッジ





(写真は、上が永代橋、下が両国橋)




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