自由学園明日館(ファブリアーノ300g 28×38cm)

自由学園は、羽仁吉一・元夫妻が女子教育の拠点として大正10年(1921)に創設した。明日館はその校舎として建設されたもので、フランク・ロイド・ライトの設計になる。ライトは当時、帝国ホテル設計のために来日していたが、その日本側の助手で羽仁夫妻と親しかった建築家遠藤新が、ライトを夫妻に紹介したという。

ライトは羽仁夫妻の教育理念に共鳴し、子どもたちがのびのびと羽ばたくイメージを建物にこめた。列柱をあしらったファサードを中心に、両側に翼を広げたような形で校舎が連なり、シンメトリックななかにも、自由さを感じさせる設計だ。

平成9年(1997)、国の重要文化財に指定されたが、動態保存の考えに基づいて、いまも現役の建物として活用されている。

筆者は久しぶりに描く会のスケッチ大会に参加して、目白界隈の歴史的建築物を見物した折に、この建物をスケッチした。





                       
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