生きる喜び 一 |
わたしがあなたを愛し始めた わけなんて知らなくてもいいわ わけなんか知らなくたって 愛し合うことはできるもの でも少しだけ教えてあげる あなたを好きになったわけを だからといってうぬぼれないのよ わたしの可愛いおばかさん あなたは決して美男じゃないけど 表情がなんとなく憎めない あなたの不思議な目で見られると 心の中が騒ぎそうになる あなたの声はありふれてるけど 話す言葉に響きがあるわ その響きがわたしの耳を震えさせ わたしのこころと共鳴するの でも一番の理由はあなたのやさしさ いつでもわたしを受け入れてくれる あなたと一緒にいることが わたしにはとても快適なの わたしがあなたを愛し始めた わけなんて知らなくてもいいわ わけなんか知らなくたって 愛し合うことはできるもの |
前の詩へ|HOME|目次|次の詩へ 作者:愛の詩人とその恋人
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