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ルイ・ヴィトン松屋銀座店、シャネル銀座:銀座現代建築散歩




銀座のデパートの老舗松屋にファッション・ブランドのルイ・ヴィトンが入居したのは2000年のこと。当初は、いかにもデパートの一角に同居していたという感じでしたが、2013年にファサードを全面的にリニューアルして、独立した建物の雰囲気に変貌しました。

ルイ・ヴィトン部分の設計に携わったのは、青木淳。磯崎新事務所の出身です。上の写真は、北西方向からの眺めですが、構造は松屋ビルとの一体性を感じさせますが、外観はまったくことなります。境界に切れ目をいれて、独立性を強調しています。



これは、ほぼ正面から眺めたもの。金属性の外壁にルイ・ヴィトン社のロゴマークを散りばめています。青木は顧客の意向をうまく受け入れているようです。



これは、南西側からの眺め。通りをはさんで向こう側に見えるのは、ブルガリの建物です。


(シャネル銀座)

松屋銀座と通りをはさんだ反対側にシャネル銀座の旗艦店が立っています。デザイン設計はニューヨークを拠点とするピーター・マリノ、実施設計は大成建設。竣工は2004年。ガラスを中心とした外壁ですが、色合いがシックで、重厚な印象を与えます

上の写真は、北東方向から眺めたもの。シンプルなデザインで、シャネルらしいエレガントさを感じさせます。



これは、正面から眺めたもの。ファサードの上部にシャネルの紋章をあしらっています。この紋章は、ココ・シャネル本人が1932年にデザインしたものです。



これは、紋章の部分をアップで撮影したものです。




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