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GINZA gCUBE、スワロフスキー銀座:銀座現代建築散歩




銀座七丁目の東側、ヤマハ銀座ビルの向かって左隣に、変わった形ののっぽビルが立っています。GINZA gCUBEといって、東京ガスの所有する建物です。以前ここにあった銀座ガスホールビルを建て替えたものです。ファサードがガラスでできているのですが、そこに流線型のラインを組み合わせています。それが見る者の眼をくぎ付けにします。

鹿島建設と清水建設が共同で、設計・施行しました。竣工は2008年。設計思想を知りたいと思いましたが、適当な情報が得られませんでした。このビルには、基層部分にファッション・ブランドのH&Mが入り、上層には東京ガスのほか味の専門店が入ります。名称のgには、Good Food、Good Fashion、Good Life の頭文字が込められているといいます。

上の写真は、ほぼ正面からのながめ。流線型の曲線で左右に分割され、それぞれが縦軸のラインと横軸のラインで装飾されています。



これは、ヤマハビル側からの眺め。ヤマハビルのほうもなかなかの趣味を感じさせます。



これは、上層部分に向かって眺めあげたもの。


(スワロフスキー銀座))

GINZA gCUBEから南に進むと、銀座八丁目の東側にクリスタル・ブランド、スワロフスキーの日本における旗艦店があります。吉岡徳仁のデザイン設計で、2008年に竣工しましたが、その後2020年にパトリシア・ウルキオラによってファサードを含めリニューアルされました。

上の写真は正面から眺めたもの。



これは、エントランスの部分に焦点をあてたもの。ファサードのリニューアルは、スワロフスキーの入る一・二階部分に施されています。




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