東京年中行事

お富士さまの植木市<浅間神社)その二


江戸の庶民の間で富士山の信仰が盛んになるのは
徳川時代の後半になってからです
宝永年間(1707年)の大噴火を契機に
厄除けのための富士参りが盛んになったものと思われます
富士山にいけない人々のためには 神社の中に塚をこめて山にみなし
それに上ることで 富士登山の雰囲気を味わったりしました
現存する藤塚はその当時の富士信仰の名残です

ところで 山開きと植木市が何故結びついたか
小生にはいまひとつ しっくりしませんが
いづれにせよ 長い間続けられてきたといいます



神社前の通りに掲げられた提灯の飾り物
この道から言問通りに抜ける南北の狭い道沿いには
おおくの植木屋さんが店を出していました


植木を物色するひとびと


植木に混じってこんな花の苗も並んでいました


つりしのぶも売られていました

関連サイト:浅草漫歩 植木市  ほおづき市 朝顔市 羽子板市 三社祭







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