東京の川と橋 | Rivers $ Bridges in TOKYO |
|
HOME | ブログ本館 | 東京風景写真 | 東京建築遺産 | 東京の祭 | プロフィール | 掲示板 |
徳川時代以前の江戸の河川流域図:東京の川の歴史 |
![]() 上図は、家康が江戸に入府する天正18年(1590年)より以前の時代における、主要な河川の流域を示したものです。 一番東側を流れる太日(ふとゐ)川は、渡良瀬川の最下流にあたっています。現在の渡良瀬川は利根川の一支流ですが、当時は独立した河川として江戸湾に直接流入していたのです。 利根川は、いま古利根川として残っている川筋をたどって、ほぼ現在の旧中川の流れに沿って江戸湾に流入していました。 荒川は、昔から暴れ川として恐れられ、洪水のたびに流路を変えたと思われますが、途中で利根川に合流していました。つまり基本的には利根川の支流だったわけです。 隅田川は、入間川の最下流にあたっていました。現在の隅田川は荒川の支流扱いですが、昔は入間川筋として独立した河川だったのです。 |
HOME | 東京の川と橋| 川と橋の歴史 | 次へ |
作者:壺齋散人(引地博信) All Rights Reserved (C) 2015-2021 このサイトは、作者のブログ「壺齋閑話」の一部を編集したものである |