カウンティホール
County Hall....Built for LCC, capital’s first citywide government, in1922. LCC was succeeded by GLC in 1965, but Margaret Thatcher, the Tory’s Iron Lady, abolished it in 1986. Since then the building has been closed off and used by nobody.

ロンドンに広域自治体たるLCCが誕生したのは一八八七年、それまでこの大都市には広域行政を担当する機関がなかった。

しかしやがてLCCはレイバーたちの牙城となり、トーリーの中央政府とことあるごとに対立した。トーリーの政権はハウス・オヴ・パーラメントとはテームズ川を挟んで対岸にあるカウンティホールの住人たちを一掃しようと、LCCを改組して、三十ばかりのバラとGLCを作った。それでもなおレイバーの勢力は弱まらなかった。

マーガレット・サッチャーはついにGLCを解体して、その権限をバラとアドホック組織に分散してしまった。政争が高じるあまり、ずいぶんと極端なことをしたものである。

ブレアーの労働党が政権を握るようになって、ロンドンに大規模な広域団体を復活させようとする動きもあるようだ。だが、かつてのカウンティホールはもはや役目を終わったと断罪されたらしく、近年日本の企業に売り払われたという。日本人はそこをホテルと娯楽施設に衣替えしたそうである。







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