深川八幡祭(9)

 
東京の祭







永代橋を渡ると 富岡八幡宮までは1.2キロの直線です
広い通りの両側には おびただしい人人が集まり すさまじい熱気を呈します
その熱気を冷まそうとするかのように
道の両側から 神輿の行列に向かって 水がぶっ掛けられます

各町内神輿は 長かった渡御の道のりを渡り終えて 八幡宮前にたどり着くと
ひときわ大きな差し上げの儀式を行い 自分たちの町内へと帰っていきます
          


水をかけられてびしょぬれになった一行が
永代橋を渡って 深川側に入ってきました


橋の近くには水掛の関所が待ち構えていて
ただでさえ びしょぬれになった担ぎ手たちに
これでもか これでもかと 水をかけます
この日は うだるような暑さでしたので
皆さん さぞ気持ちよかったに違いありません


ごらんのように かけられる水の量は半端なものではありません
傍で撮影していた小生までとばっちりを食ってしましました


富岡八幡宮の境内です
神田明神では 各町内神輿は境内に入ってお祓いを受けましたが
ここでは 狭いせいもあるのでしょうか
各神輿は 永代通りに残ったまま 鳥居越しにお祓いを受けます


鳥居前での 差し上げの様子


とにかく規模の大きな祭ですから
永代橋に差し掛かった最初の神輿から数えて 
最後の神輿が通り過ぎるまで 2時間以上もかかりました
連合渡御という形で 神輿が勢ぞろいしてパレードを組む祭では
深川の祭に勝るものは ありませんでしょう







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