下谷神社大祭・1

  
東京の祭








浅草通りの南側の一角に 下谷神社の一の鳥居が立っています
赤く塗られているのは この神社がお稲荷様であることを物語っています
祭神には 大年神と日本武尊が列座しています
この神社はまた 寄席発祥の地としても知られ
境内にはそれを記念する石碑が建てられています


上野学園の近くで 神輿の一団と出会いました
当日は生憎の空模様でしたが 小雨の合間をぬって 粋のいい掛声があがっていました
先頭を行く年寄りの後ろから 猿田彦が神輿を先導します


猿田彦の後ろには 神官たちと囃し方の山車が続きます


いよいよ神輿の到来です


下谷神社の本社神輿は 鳥越神社の千貫神輿と並ぶ大神輿として知られています
台輪4尺1寸(1.24m)、総高10尺1寸(3.06m)といいます
屋根の四面には銀色の紋をつけ 四隅の蕨手にはやた烏を乗せています
日本武尊に因んだものでしょう 大正15年に作られたということです







   

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