日本橋




まず、日本橋を訪ねてみましょう
この橋は明治の末に国の威信をかけて作られたもので、
石造りの堂々とした骨格に、獅子や竜の彫刻が飾られ
威厳と美しさに満ちた橋でした
でしたと過去形で表現するのには理由があります
写真を御覧になっておわかりになるとおり
今では上部を高速道路の巨大な構造物に覆われ
それこそ頭が上がらないといった 無様なさまを呈しているからです
この写真は最も絵になる角度からとったものですが
これでも いかにも うっとうしそうですね



これは 橋の高欄に施された麒麟の彫刻です
帝都の栄光を象徴して 威風堂々としていますね
このほか 親柱には獅子の像が横たわっています




これが道路元標です
橋の本体にあわせたデザインで ずいぶんと凝ったつくりです
近づいてよく見ると 東京市道路元標と書いてありました



となりに石の台座が据えられていて 
その上にもうひとつ別の元標がはめ込まれていました
こちらは国の元標です
でも待ってくださいよ
二つの元標はわずか1メートル余りといえ 位置がずれています
これでは座標の基準が二つあることになるのではないでしょうか
部外者ながら心配になりますね






広重画「日本橋雪晴」

広重画「日本橋江戸はし」
関連サイト:日本銀行本店
壺齋画:日銀本店








日本橋日本橋三越日本橋通り京橋通り鍛冶橋付近

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