TOKYO
TOWNSCAPES

  


表参道


表参道は、いまや銀座と並んで東京でもっともファッショナブルな街です。

道沿いには欅の大木が枝を広げ、樹木の陰には世界の高級ファッションブランドの店が軒を連ねています。

洗練された雰囲気が若者をはじめ多くの人を集め、街はいつも活気に満ちた様子を呈しています。

こ道路が表参道と称されるのは、明治神宮の造営のなかで、その参道として整備された歴史的経緯に基づいています。青山通りから、明治神宮の参殿に通ずる道は、神社への王道としての位置づけを、作られた当初から持たされていたのです。

この通りに、ファッショナブルな店が集まり、華やかな雰囲気に彩られるようになるのは、そう古いことではありませんでした。欅の街路樹が生長して、街に陰影をもたらすようになるのと平行して、今様な色彩を帯びるようになってきたように思われます。

冬のある一日、小生はこの通りをカメラを片手に歩いてみました。欅が葉を落とし、樹木の陰を通して沿道の建物がよく見られると思ったのでした。

この通りは、青山通りを基点にしているので、本来なら地下鉄の表参道駅から原宿に向かって歩くのが筋だとは思いますが、この日は原宿の駅で降りて、青山通りの方向へと逆に歩いてみました。

あいにく空は薄曇の状態で、建物に深い陰影が刻まれることはなかったのですが、曇り空の下でも、それなりの風情に満ちた表情を見せてくれました。
                                      (2005年2月)







原 宿 表参道・落葉の欅 神宮前交差点 隠田通り| 表参道のブティック| 表参道起点

壺齋画<表参道の欅並木>


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