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銀座シックス:銀座現代建築散歩




銀座シックスは、銀座通り最大の規模を誇る建物です。松坂屋の跡地と隣接する街区(東側)とを一体化して再開発したものです。大規模複合施設であり、高級ブランドのほか、観世流能楽堂も設置されています。ですから、商業と文化を兼ね備えた建物ということができます。名称の銀座シックスとは、ここの住所が銀座六丁目であることからきています。設計は谷口吉生。竣工は2017年です。

建築思想としては、ひさしと暖簾をイメージした外観と、もとあったあずま通りをトンネルという形で残し、旧来の町の雰囲気を保存するというもの。また、地下鉄銀座駅と地下通路を通じて結びつけました。

上の写真は、やや南側から斜め角度に眺めたもの。下部は商業施設に相応しいファサードですが、上部は庇状になっています。ロゴが見えるセリーヌは、フランスのラクジュアリー・ブランドです。



これは先ほどとほぼ同じ眺めを、やや北側に寄ったところから眺めたもの。G SIXというロゴが印象的です。



これは、北側から眺めたもの。北側の端には、イタリアのファッション・ブランド、フェンディが入居しています。



フェンディの隣には、イタリアの香水ブランド、ヴァレンティナが入居しています。



これは、施設全体のメーン・エントランス。上部に施設全体を象徴するロゴを配しています。



オープンを待つ人々。すでに10時を過ぎていましたが、まだオープンしていません。小生は、観世能楽堂を見物したいと思っていたのですが、先を急いでいましたので、パスすることにしました。




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