日枝神社・山王権現

東京の祭








日枝神社は永田町と赤坂に挟まれた小高い岡の上に鎮座しています
どちらの方向から参るにも 丘を登らなければなりません
土地の形状からして 山王様と呼ばれるにふさわしいたたずまいです




麹町の氏子がこの神社に参るには 国会議事堂裏手の坂を下りて
いったん谷にくだり そこから坂を上らなければなりません
男坂とよばれる急な階段を上り詰めると 拝殿の正面に通じます
扁額には皇城之鎮と記されています
神田明神が江戸総鎮守と自称しているのに対して
日枝神社は皇居の産土神であることを強調しているようです


二体の鳳輦 一ノ宮は大山咋神 二ノ宮は伊弉冉神ほかの相殿をお祭りしています


左の宮神輿が担がれることは余りないようです
閑古鳥が一番山車を飾るのは神田明神祭りと共通ですが
神田の鶏が白なのに対して 山王の鶏はご覧のような極彩色です


左は隆神の山車 右は山王権現の使い 猿の像








神幸祭:   
日本橋・京橋連合渡御:  

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