TOKYO TOWNSCAPES |
神田神保町
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古書店街としての神田神保町の歴史は明治の半ば以降のことです 徳川時代 この一帯は旗本の屋敷地でしたが 維新後は新政府の高級官僚が移り住み また 私立学校が周辺部に多く進出してくるのに伴い それらを相手にした書籍商が集まり始めたのがきっかけです 大正の初期 九段と須田町を結ぶ靖国通りが出来たのを契機に 通りの南側に多くの古書商が店を構えるようになり 今日の神田古書店街の原型が出来上がりました 関東大震災ではほぼ全焼したとされますが 対戦中の空襲を免れ つい最近まで戦前の街並の雰囲気を色濃く残す地域でした 神田神保町一帯には 現在 130余りの古書店 30余りの新刊書店 また30余りの取次店が立ち並び 世界最大規模の書店街を形成しています |
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靖国通りの南側に連なる書店群 店が通りの南側を選んだのは もちろん 日の光から書物を守るためです |
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古書店には様々なジャンルのものを幅広く扱うもののほか 特定の分野に特化したものもあります 大屋書店は明治15年創業という老舗で 江戸時代の古書や古地図を扱っています |
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八木書店は文芸書が中心です |
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弘文堂は人文科学 一誠堂は古書籍に見るべきものがあり 神田でも有数の老舗です |
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田村書店は文芸書が中心で フランス語の本を多くそろえています |
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店の前に設けた棚の中には 文庫や新書などの安価本を置いています |
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通り沿いに残る戦前の建物 |
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これは 一棟の建物を 二軒の店が半分づつ分かち合っています |
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左は巖正堂 右は神田古書センター |
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演芸関係に特化した古本屋もあります |
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北沢書店は洋書専門店 ここでは 店頭にない本でも取り寄せてくれます |
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