TOKYO
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水道橋・小石川



水道橋は東京ドームのある町です。後楽園と呼ばれていた頃から、球場や遊園地、競輪場や競技場などが集積し、東京最大のアミューズメント空間でした。今日では、読売ジャイアンツのフランチャイズとして、試合のある日には数万人の人が集まり、一帯は熱気に包まれます。

地名の由来となった水道橋は、徳川時代の初期、神田川の開削とほぼ同時期に架けられました。当所は付近にあった吉祥寺にちなんで吉祥寺橋などと呼ばれていたようですが、神田上水の掛樋が上流に掛けられた頃から水道橋と呼ばれるようになりました。広重の絵にも水道橋を描いたものがあります。

江戸切絵図を見ると、水道橋の北側は、現在の東京ドームと後楽園庭園を包み込む形で水戸藩の広大な屋敷地が広がり、その東側一帯は中級武士の屋敷が連なっています。また、水戸藩の北側に接する一帯は、伝通院の広大な寺領になっています。この地一帯を小石川と呼ぶのは、徳川時代の始め頃まで流れていた平川の支流が小石川と呼ばれていたことに由来するようです。

小石川一帯は、ゆるやかな起伏を伴った台地で、地形は変化に富み、歩いて楽しいところです。春の気配が身近に感じられる頃、小生は、水道橋の周辺から歩き始め、小石川伝通院を経て、茗荷谷の方面まで足を伸ばしてみました。






水道橋東京ドーム小石川伝通院茗荷谷

小石川後楽園小石川植物園


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