東 京 の 川 と 橋 ・ 写 真 集

両国橋


   形   式:3径間ゲルバー鋼板桁橋 
   橋   長:164.5m
   橋   幅: 24.0m
   架設年次:昭和7年11月








両国橋が最初に架けられたのは寛文元年(1661)、隅田川では千住大橋についで2番目の橋でした。それ以前の明暦3年(1657)の大火により江戸市中の大半が灰燼に帰した教訓を踏まえ、幕府は大規模な江戸改造に取り掛かりますが、両国橋の架橋はその中核をなす事業でした。最大の目的は避難路の確保だったといわれています。

この橋によって隅田川の東西が結ばれ、東側の本所地区が飛躍的に発展するきっかけとなります。両側の橋詰には広小路が設けられ、芝居小屋などが立ち並ぶ繁華街が形成されていきます。

明治8年には西洋式の木橋に架け替えられ、明治37年には鋼プラットトラス橋として架け替えられました。そのときの橋の一部が亀島川に架かる南高橋として残っています。

現在の橋は震災復興橋梁の一つとして架けられました。言問橋と同様シンプルな構造ですが、橋上バルコニーや高欄などに工夫が見られ、角度によっては絵になる橋です。

 





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