三社祭(5)

東京の祭








三社祭の最大の見ものは 各町内神輿の宮出しと呼ばれるものです
祭第一日目がこのために当てられます
氏子町内40数か町の神輿が朝から観音堂裏手の広場に集まり
合図に従って順次神輿を担ぎ上げては神社でお祓いを受けます
宮出しを終えた神輿は観音堂周辺を練った後
地元の町内を練りまわり 再び観音堂に戻ってきます

          

宮出しをまつ町内の神輿が観音堂裏手の広場に控えています
肩車をしてもらった女の子も今か今かと 宮出しの時間を待っているようです


威勢の良い掛け声に促されて宮出しが始まります
神輿を高く持ち上げるのは 心霊への敬意の標です


浅草柴崎町の宮だし
この町の神輿は ひときわ大きいので目を引きます


観音堂の伽藍を背景にして 神輿ぶりの始まりです


神輿を担いだ一行は 土煙を上げながら 浅草神社に向かいます
若衆たちのスキンヘッドが下町らしく威勢があります








1 2 3 4 5 6

 東京を描く東京の祭浅草三社祭次のページへ


English