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玉の井:東京風景写真




荷風の小説墨東綺譚をつうじて 有名になった玉の井
昭和の初期から戦後にかけて いわゆる赤線地帯として繁栄しました
当時の雰囲気は荷風の小説や
滝田ゆうの『寺島町奇譚」を紐といていてもらいたいですが
かつての東京の下町に生きるひとびとの
生き様が凝集した街でした

これは玉の井の中心を走るメインストリート
いろは通りです



通り沿いには 都内下町のいたるところに見られる風景と
さして変わらない景色が広がっていますが
なかには 昔をしのばせる建物が残っていたりします
これも 旅館風の外観からして
いわくありげな 建物です



この通りには ほかでは滅多にみられないものが見られます
細々と営む個人商店が軒を並べる光景なども
いまでは なつかしいものになってきつつあります



子供服を中心に商う衣料品店
百円未満の値札がつけられています



これは靴屋さん
修理いたしますとの 張り紙が珍しい



昔なつかしい牛乳屋さん
今では 牛乳の販売だけで生活できるひとは
そう 多くはありません


墨田公園向島の社寺見番通り向島花街 鳩の街 玉の井




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