こ の 章 の 内 容
1 100年前の東京
2 徳川時代における墨東の運河開削
3 明治以降の東京臨海部の埋め立て
4 荷風と深川の橋





   




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W 墨東の運河網


この章では隅田川左岸、墨東地域に展開する運河網の開削の歴史について考察します。小名木川を初めとしたこの地域の運河の数々は、徳川時代の初期に作られました。いまは既に埋め立てられてしまったものも多くありますが、これらの運河は、水運や市民の憩いの空間として、歴史の中で大きな役割を果たしてきました。

また、東京湾岸部を営々と埋め立てた結果生じた、膨大な面積の埋立地について、その経緯や性格について、あわせて考察しています。

深川の運河について深い関心を抱いた荷風散人の足跡についても、触れてみました。