東 京 の 川 と 橋 ・ 写 真 集

  新大橋

   形   式:二径間連続斜張橋
   橋   長:170.0m
   橋   幅:24.5m
   架設年次:昭和51年3月





新大橋が始めて架けられたのは元禄6(1693)年のこと、隅田川では千住大橋、両国橋に続き3番目の橋でした。
これより以前に架けられた両国橋が橋が当時大橋と呼ばれていたことから、それに続くこの橋は新大橋と呼ばれるようになったのでした。
この呼称はそれ以来今日まで用いられています。
明治30年には、わが国ではじめてのトラス型鉄橋として架け替えられました。
震災の際には、隅田川に架かる橋はことごとく大きな損傷をこうむり、いづれも架け替えられることとなしましたが、この橋のみはけなげに生き残り、多くの人命を救った歴史を有しています。
下町の人たちは、この橋を称してお助け橋などと呼んだものです。
現在の橋は昭和51年に作られました。先代のトラス橋も無骨で機能一点張りの橋でしたが、この橋も優雅とはいえないようです。
昭和の後半は高度成長末期で、物欲が支配する時代でしたので、橋ひとつ架けるにも、こんなものができあがったのでしょうか。


  <上:清洲橋上からの眺め>
  <左:深川側からの眺め>
  <橋底部>





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