東 京 の 川 と 橋 ・ 写 真 集

 永代橋

  形    式:バランスド鋼タイドアーチ橋
  橋   長:184.7m
  橋   幅: 22.0m
  架設年次:大正15年12月
  最寄交通:地下鉄東西線門前仲町







永代橋が始めて架橋されたのは元禄11(1698)年、隅田川では4番目の橋でした。

江戸の市街化が進み、本所深川地区が発展したことに伴い、江戸府中と墨東を結ぶ橋として、北側に接する新大橋に続いて架けられたものです。

日本橋と深川佐賀町を結ぶこの橋は、深川側にある永代寺からその名をとったようです。

橋の維持には莫大な財政負担があったようで、幕府は橋の維持に手を抜きました。その結果、文化年代には老朽化が進み、文化4年、落橋する事故がおきています。

深川八幡祭の見物に繰り出した群集が橋の上にあふれ、その重みで橋が落ちたのです。

明治8年には様式の木橋に、明治30年には鉄橋に架け替えられています。

現在の橋は、大正15年に架けられました。

震災復興橋梁の第一号でした。

震災復興橋梁群の建設に当たって、内務省は、帝都の威信をかけ、そのデザインに意を用いました。特に永代橋は当時隅田川の第一橋梁としての位置を占めていたので、とりわけ慎重にデザインの研究がなされました。この橋の男性的なイメージは、帝都東京の威信を象徴したものです。


  <上:佃島から見た永代橋>
  <左上から1番目:佐賀町からの眺め> 
  <左上から2番目と3番目;佐賀町から>
  <左下:橋底部>





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