学海先生の明治維新 |
HOME| ブログ本館| 東京を描く| 日本文化| 知の快楽| 英文学| 仏文学| プロフィール| BBS |
学海先生の明治維新 |
敗者の視点から明治維新を描く。この小説の主人公依田学海は、旧佐倉藩士。幕末期に、江戸留守居役として、藩を代表する形で動乱にかかわり、維新後は集議院議員を経て、東京商工会議所の前身東京商工会の代議員をつとめる。その言動は矛盾に満ちているが、それは敗者としての立場に基づくもの。その敗者の立場から見た明治維新は、勝者の立場から見た、いわゆる薩長史観とは、かなり趣を異にしている。なお、著者の壺齋散人こと引地博信は、佐倉市にゆかりのある者、学海先生の後輩格にあたる。 |
HOME| 次へ |
作者:壺齋散人(引地博信) All Rights Reserved (C) 2018 このサイトは、作者のブログ「壺齋閑話」の一部を編集したものである |